(2009年7月25日(土)掲載)
富士山国際ヒルクライムロードレース出場
チーム「こげこげ」 日本一の難コース攻略
参加の4人全員ゴール
標高2000メートルのゴール前で、最後の力を振り絞り力走する「こげこげ」のメンバー 第6回富士山国際ヒルクライムロードレースが6月28日、静岡県小山町で開かれ、ロードレーサーとマウンテンバイク(MTB)の両部門に、合わせて約350人が参加した。われわれのチーム「こげこげ」からも4人がMTB部門に出場し、日本一過酷なヒルクライムレースに、初めて挑んだ。
コースは、富士浅間神社近くのあざみライン入り口をスタートし、標高2000メートルの5合目をゴールとする全長11.4キロ、標高差1200メートル、平均こう配10%、最大こう配22%で、国内最大級のサイクルロードレース「ツアーオブジャパン」でも使用されている最も傾斜の厳しいルートだ。
レースは、富士山を正面に見ながら山懐へ入るようにスタートし、杉並木が続く10%こう配の直線を選手たちは集団となり、一気に駆け上がる。スタート地点から3キロを過ぎるとつづら折りのカーブときついこう配が連続し、中間地点(旧馬返し)では、標高1400メートルを超えるため呼吸が荒くなった。心臓の鼓動が耳に響き、大粒の汗が滴り落ち、一層疲労感が増してくる。この辺りになると選手たちは散り始め、それぞれのペースで壁のように見える厳しい坂に挑み始めた。
コース後半は、こう配20%のつづら折り。ギアを一番軽くし、時速6〜7キロのスピードでコース幅いっぱいに蛇行させながら走らせる。一こぎ一こぎ、足を止めないように自転車を前に進めた。
ゴール前の最後のカーブを抜けると視界が開け、雪を覆った山頂が目の前に見えた。そして、最後の力を振り絞りゴールラインを切った。程なくしてほかの「こげこげ」のメンバーも全員ゴールした。日本一の富士山で最も過酷なヒルクライムレースを走り切ったメンバーは、富士の頂と眼下に広がる水墨画のような雄大な景色を眺めながら達成感に浸っていた。
(仙台市・H.O)
前のページへ