(2008年9月6日(土)掲載)
由利本荘で矢島カップ
鳥海山の上り坂MTBで激走
男子MTB部門で完走した「こげこげ」の仲間 第22回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシックが7月26、27の両日、由利本荘市矢島町で開かれた。大会二日目のヒルクライムロードレース(山岳登板レース)のフルクラスは、鳥海山のふもとから五合目までの26キロ、標高差1100メートルを一気に上る舗装路コースで行われ、われわれのチーム「こげこげ」も3年連続でメンバー3人が参加した。
フルクラスにはロードバイクの8部門とMTB(マウンテンバイク)の2部門があり、約760人が参加。われわれがエントリーした男子MTB部門には約30人が出場した。スタートは午前8時30分。気温30度。照りつける太陽とアスファルトの熱を全身で受け、ほおから伝わる汗のしずくを路面に落としながら、選手たちは疾走した。
コースは、スタートから10キロを過ぎるまで、民家や田畑が点在する上り坂を走る。中間点の13キロを過ぎると、周囲はブナの原生林が生い茂る山岳道路へと変わる。標高1000メートルを超えると高木はなくなり、視界が開け、遠くの山並みに風力発電の白い風車が見えてくる。残り5キロ地点からはつづら折りのカーブが続き、こう配も徐々に増していく。そのカーブの度に選手たちの呼吸は激しくなり、変速機を忙しく切り替える乾いた音が周囲に響く。
ゴール前の急な上りでは、ラストスパートをかける大勢のロードバイクに追い越されながら、最後の力をペダルに込めてゴールゲートをくぐり抜けた。そして、笑顔に大粒の汗を光らせながらゴールしてくる仲間を出迎えた。レースを終えた選手は皆、ゲートをくぐった瞬間に苦しみから解放され、達成感と充実感が全身に満ちあふれている。われわれは3人全員が無事完走。結果は、筆者が8位、ほかのメンバーも12位、21位と、酷暑にもかかわらず、それぞれの力を十分に発揮できたレースだった。
(仙台市・H.O)
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